摂食症の患者さんと向き合うなかで、「これでよいのだろうか」と迷った経験はないだろうか。
生命を守るための体重管理は欠かせない。しかし、その数字だけを追う看護では見えてこない苦しみがある。
本書は、アメリカでの臨床経験と八幡厚生病院における10年の実践をもとに、「摂食症行動ができない環境づくり」、「患者さんの尊厳を守る関わり」、「体重から離れたところにある看護」を探求した一冊。現場の看護師が抱える葛藤や悩みに寄り添いながら、患者さんとの関係性を築くための具体的な視点を提示する。さらに付録として、現場ですぐに実践できるポイントや毎朝のアセスメントシートも掲載。
摂食症看護の考え方が大きく変わる一冊。
安田真佐枝 監修
安田真佐枝、遠藤恵美、猪俣則子、盛重いずみ、坪井文子 著
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Contents
- 摂食障害とは(概論):疾患理解・考え方の癖・本当の問題・回復観
- 病棟の看護師さんが、摂食障害の看護が難しいと思うわけ
- アメリカにおける摂食障害看護の概要:UCLA・Monte Nidoで看護師として働いた経験から
- 八幡厚生病院での摂食障害看護の実際:10年の歩みから学ぶ看護の知恵
- 八幡厚生病院での10年間の摂食障害看護の取り組み
- 現在の日本の行動制限療法の中で、看護は何ができるのか:体重から離れたところにある、摂食障害看護Q&A:行動制限療法の中で、看護師は何ができるか
- 八幡厚生病院でこのプログラムを築き上げる過程での看護師さんの苦労話、笑い話
- 患者さんからの感想・意見:患者体験から見える、摂食障害看護の本質
- 現場の看護師から寄せられた問い
- 付録1 摂食障害の看護とは:現場ですぐに実践できるポイント
- 付録2 摂食障害 毎朝のアセスメントシート