2024年に2日間にわたって、精神病理学者、小児精神科医、精神分析家、哲学者らが一堂に会し、さまざまな視点から注意欠如多動症(ADHD)の今日的課題について討論。ADHDには、統合失調症や自閉スペクトラム症(ASD)のように参照すべき確かな臨床記述が存在しない。従来の精神病理学あるいは精神療法的アプローチでは捉えきることができないADHDの本質とは何なのか? ADHDの対象関係や時間経験、心のありようなど、多様なテーマを通じてADHDの核心に迫る「発達障害の精神病理」シリーズ第5弾。
兼本浩祐、
内海健 編著
小野和哉、
菅原誠一、
平井正三、
平井靖史、
広瀬宏之、
本田秀夫、
義村さや香 著
データ形式:フィックス
(画像形式)
定価
3,740 円(本体3,400円 + 税)
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Contents
第Ⅰ部 臨床編(大人)
第II部 ADHD概念をめぐる猥雑さ
| 第2章 |
ADHD は、なぜかつては発達の障害に含められなかったのか?なぜ今、神経発達症に含められたのか? |
本田秀夫 |
| 第3章 |
ADHDと対象関係──注意の転導性に関する試論 |
平井正三 |
| 第4章 |
ADHDの起源──存在しながら認識されないもの |
小野和哉 |
第III部 ADHDと現在の窓
| 第5章 |
ADHDにおける現在の窓と二人称記憶 ──ベルクソン時間哲学の観点から |
平井靖史 |
| 第6章 |
ADHDの時間的経験 |
義村さや香 |
| 第7章 |
アンティレープシス“ἀντίληψις”によるサルトジェネシスの試み ──柴崎友香の小説から |
兼本浩祐 |
| 第8章 |
ASDの脳裏、ADHDの脳裏 |
菅原誠一 |
第Ⅳ部 臨床編(小児)