月刊

精神科治療学 第16巻01号

2001年01月

【特集】 精神医学―近未来への提言　(I)

• 特集にあたって
  鈴木國文

• 精神薬理学――精神医療と薬物療法の今後
  八木剛平 渡辺衡一郎

• 情報化社会と精神科医療の現場
  高柳功

• 情報化社会と精神障害の変容―インターネット中毒を中心に
  墨岡孝

• 高齢社会と精神医療
  松下正明

• アメリカにおける医療状況とわが国の近未来
  丸田俊彦　

• これからの精神科疫学研究
  三宅由子

【私の近況】

• 大月三郎

【研究報告】

• せん妄に対してclomipramineが有効であった３症例
  長谷川雄介　谷井靖之　河合義治　他

【短　報】

• 広汎性発達障害（PDD）児の母親とPDD非合併精神遅滞児の母親におけるYG性格検査プロフィールの比較
  井筒節　大田祥子　福井里江　他

【資　料】

• 介護保険制度訪問調査時の調査員および精神神経科医師による要介護度の推定と一次判定結果の異同について―身体疾患の有無によるアルツハイマー病患者の判定に関して
  牧徳彦　繁信和恵　池田学　他

【連載】

〔司法精神鑑定への誘い(1)〕

• 新連載　通常の臨床医の認識
  久郷敏明

〔ケースカンファランス〕

• 職場の持続的なストレスから高血圧，パニック発作，抑うつを呈した１例―リエゾン精神医療の現場から
  阿部隆明　岡島美朗　加藤敏　他

〔私の治療法―パニック障害(1)―〕

• パニック障害の急性期および慢性期治療
  竹内龍雄

〔私の治療法―パニック障害(2)―〕

• パニック障害にとっての「あそび」と支持的精神療法
  大饗広之

〔図説EEG〕

• 過性全健忘の脳波
  松浦雅人

〔精神科医のためのくすりの時間〕

• 抗精神病薬の副作用・相互作用(2)―最近の報告
  小瀧一　福田直子　伊賀立二

〔海外文献ジャーナルクラブ〕≪多重人格障害≫

• 多重人格障害：新しく装いを変えた古い構想
  澤たか子　藤井洋一郎