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今月の新刊
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日本総合病院精神医学会治療指針5
日本総合病院精神医学会治療戦略検討委員会 編
四六判変形(188mm×112mm) 並製 296頁
ISBN978-4-7911-0790-2〔2011〕
定価3,675円(本体3,500円)
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高齢化の加速に伴って、様々な身体疾患に多種類の薬剤を投与されている高齢者の診療機会が恐ろしく増加した。身体合併症のある精神疾患の治療は総合病院の精神科医に任せておけばよいのでなく、精神科病院だろうが診療所だろうが、身体疾患の治療薬との相互作用に注意を払わないでは済まされない時代である。本指針は、各種身体疾患の治療薬と向精神薬との相互作用に関する一覧表とその解説、さらに、妊娠・周産期・授乳期の向精神薬使用も概説し、日常臨床で役立つことを意図している。
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治療マニュアル
デイビッド・ペン、デイビッド・ロバーツ、デニス・コームズ 著
中込和幸、兼子幸一、最上多美子 監訳
B5箱入 176頁 DVD・CD-ROM付き
ISBN978-4-7911-0789-6〔2011〕
定価7,140円(本体6,800円)
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統合失調症やそのほかの精神病性障害では、社会認知の障害はめずらしくない。社会認知の障害は、社会機能の低下と関連している。しかし現在行われている治療法の多くは、社会認知を明確な治療標的としていない。こうした治療におけるギャップを埋めるために開発されたSCITは、精神病症状をもつ患者さんの社会認知障害を治療標的とし、対人関係のトレーニングを行う集団精神療法である。
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オノ・ヴァンデアハート、エラート・R・S・ナイエンフュイス、キャシー・スティール 著
野間俊一、岡野憲一郎 監訳
A5判 上製 260頁 ISBN978-4-7911-0788-9〔2011〕
定価3,675円(本体3,500円)
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心的外傷は近年ますます複雑化し、治療は決して容易ではない。その慢性の心的外傷性障害の治療理論として全世界で注目を集めているのが、「構造的解離理論」である。本書は、心的外傷を人格構造の解離ととらえ、ジャネ理論を駆使しながら、その治療の実践的手法を論理的かつ具体的に指し示す、二冊本の理論編。多数の症例を交え、心的外傷に苦しむ人々のもつ複雑な症状や病理についての基本的な理解を説く。外傷支援者の必携書。
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二十一世紀の自分探しプロジェクト
熊野宏昭 著
四六判 並製 164頁 ISBN978-4-7911-0787-2〔2011〕
定価1,680円(本体1,600円)
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2600年前の気づき(マインドフルネス)は、認知行動療法の最前線に何をもたらしたのでしょうか。柔軟な生き方を実現するための方法論として注目されている「ACT(アクト)=アクセプタンス&コミットメント・セラピー」という認知行動療法の最前線と、マインドフルネスという2600年も前にブッダが提唱した心の持ち方を縦横無尽に結びつけながら、あなたの「自分探し」のお供をします。 今、ここで生きる自分に気づき、そこから行動を起こしていくためのヒントが詰まっています。
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講義とワークショップで身につけるアートとサイエンス
ポール・サルコフスキス 著
小堀修、清水栄司、丹野義彦、伊豫雅臣 監訳
A5判 並製 112頁 ISBN978-4-7911-0786-5〔2011〕
定価1,890円(本体1,800円)
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ポール・サルコフスキスは、伝統的な行動療法的アプローチと認知療法的アプローチを統合し、強迫性障害への認知行動療法を開発・確立した。その日本での講演およびワークショップを収録した本書は、強迫性障害の認知行動療法の科学と実践を「話し言葉で」理解するための1冊である。
雑誌の最新号 |
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定価 3,024円 |
月刊 精神科治療学 第26巻10号
向精神薬の過量服薬による自殺未遂例の増加など、一般(身体)救急場面における精神科医療のさまざまな問題に焦点を当て、身体救急場面に関わる精神科医に役立つ内容をめざした。高次脳機能障害、過量服薬、認知症、アルコール依存、自殺、摂食障害、熱傷、PTSD、脊髄損傷患者への対応、薬物相互作用への配慮など、具体的・実践的特集。
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定価 6,195円 |
月刊 精神科治療学 第26巻増刊号
今日の精神科臨床において接する機会が多いと思われる「パニック障害」「全般性不安障害(GAD)」「社交不安障害(SAD)」「強迫性障害(OCD)」「PTSD」「摂食障害」などの「神経症性障害」に関する治療法を各領域の専門家により詳細に解説。各精神障害に関係する身体的因子、心理社会的因子、パーソナリティなどへの対応も含めた。精神科医のみならず、臨床心理士などのコメディカルの方々にも役立つ1冊。
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定価 3,045円 |
月刊 臨床精神薬理 第14巻11号
第2世代抗精神病薬による高血糖や肥満など代謝への影響、低用量治療、抗精神病薬作用の変動の影響、抗精神病薬の切り替え、処方対象の統合失調症以外への拡大など様々な視点から、現在の抗精神病薬治療を見直した特集。
ISBN:978-4-7911-5169-1 |
定価 2,310円 |
季刊 精神科臨床サービス
第11巻4号
精神科の領域では,「自分の行っている治療や支援が本当に効果的なのか」「利用者の役に立っているのか」が数値的に測りがたい難しさがあります。しかし,治療や支援をやりっぱなしや自己満足で終わらせないためには,常にその効果を検証し,必要があれば見直していくことが不可欠です。この特集では,企業経営や介護保険など,精神科以外の領域からも方法論と実践例を結集し,「サービス・モニタリング」の核心に迫ります。真に実効あるサービスを目指す支援者に必読です。
ISBN:978-4-7911-7144-6
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