定期刊行物新刊書籍書籍一覧電子書籍オンデマンドメールマガジン
トップページ書籍一覧(ジャンル別)子どもの心/児童精神医学 > 自閉症と発達障害研究の進歩 2006/Vol.10

自閉症と発達障害研究の進歩 2006/Vol.10

特集:諸領域の最新の展望

自閉症と発達障害研究の進歩 2006/Vol.10
このイヤーブックは第10巻をもって終刊となる。最新の国際的な自閉症研究を紹介してきたシリーズの最後にふさわしく、本巻では、近年に発表され今後しばらくは価値をもち続けるであろう13の展望論文、ラター、ショプラー、_木による歴史的な3論文、そして自閉症をめぐる内外の現状についての3論文を掲載する。分子遺伝学からサヴァンまで、著名な研究者たちによる優れた論文から、大きく裾野の広がった自閉症研究を一望できるであろう。1巻から10巻までの総目次を一挙掲載。
高木隆郎、P.ハウリン、E.フォンボン編
定価 9,680 円(本体8,800円 + 税) B5判 上製 480頁
ISBN978-4-7911-0607-3〔2006〕
こちらは「在庫有」の商品です。全国の書店様でご注文・ご購入が可能です。弊社で「在庫有」の商品でも、
一部のネット書店様では、ご注文できない場合がございますが、その際はお近くの書店様にてご注文ください。
アマゾン楽天三省堂紀伊國屋


Contents
序  高木隆郎

第 I 部 特集:諸領域の最新の展望
  1. 自閉症スペクトラムの発生率:経年変化とその意味
    Rutter, M. (2004)
  2. 治療の構造化が自閉症児の発達に与える影響について
    Schopler, E., Brehm, S.S., Kinsbourne, M. & Reichler, R.J. (1971)
  3. 〈展望〉児童期自閉症の言語発達障害説について
    高木隆郎 (1972)
  4. 自閉症と広汎性発達障害
    Volkmar, F.R., Lord, C., Bailey, A., Schultz, R.T. & Klin, A. (2004)
  5. 注釈:自閉症における対人障害の神経基盤:背内側‐前頭皮質と前帯状回の役割
    Mundy, P. (2003)
  6. 画像研究は自閉症の神経基盤について,われわれに何を教えてくれるのだろうか
    Frith, C. (2003)
  7. 臨床指針:自閉症のスクリーニングと診断:Quality Standards Subcommittee of the American Academy of Neurology and the Child Neurology Societyの報告
    Filipek, P.A., Accardo, P.J., Ashwal, S., Baranek, G.T., Cook, E.H., Jr., Dawson, G., Gordon, B., Gravel, J.S., Johnson, C.P., Kallen, R.J., Levy, S.E., Minshew, N.J., Ozonoff, S., Prizant, B.M., Rapin, I., Rogers, S.J., Stone, W.L., Teplin, S.W., Tuchman, R.F. & Volkmar, F.R. (2000)
  8. Emanuel Miller講演:アスペルガー症候群に関する混乱と議論
    Frith, U. (2004)
  9. サヴァン症候群
    Heaton, P. & Wallace, G.L. (2004)
  10. 自閉症などの広汎性発達障害に関する疫学研究
    Fombonne, E. (2003)
  11. 自閉症の遺伝学:不均質な疾患に対する複雑な病因論
    Folstein, S.E. & Rosen-Sheidley, B. (2001)
  12. 年少自閉症児の対人相互交流を促進する介入:利用可能な研究の展望,教育的介入の推挙,将来の研究について
    McConnell, S.R. (2002)
  13. 能動化した心,行為から認知へ:自閉症から学ぶ
    Klin, A., Jones, W., Schultz, R. & Volkmar, F. (2003)
  14. 対人的関心と大脳皮質の顔処理特殊化の発達:自閉症が顔処理についてわれわれに教えること
    Grelotti, D.J., Gauthier, I. & Shultz, R.T. (2002)
  15. 自閉症と特異的言語障害:別のカテゴリーか連続か
    Bishop, D.V.M. (2003)
  16. Hans Aspergerと彼のチームによりウィーン大学小児病院において診断された〈自閉的精神病質者〉の臨床症例記録の回顧的分析
    Hippler, K. & Klicpera, C. (2003)

掲載の選考経過  高木隆郎
編集委員により推薦された論文リスト

第 II 部 自閉症をめぐる現状
  1. 当事者の声〈X〉大変さについて語り合う―4人の自閉性障害者―
    佐藤繭美,沖倉智美,荻野ミヒラ,志岐正宏,前田弘美,森口奈緒美
  2. 世界の自閉症協会〈X〉社団法人日本自閉症協会
    氏田照子
  3. わが国の自閉症をめぐる状況〈X〉制度・政策の動向/乳児期の自閉症の発見と援助
    奥野宏二,黒川新二,米島広明

総合目次
追悼 エリック・ショプラー先生 高木隆郎
日本自閉症協会支部(事務局)名簿
全国自閉症者施設協議会会員名簿
編集後記

メールマガジン登録・解除 E-mailアドレスを入力しご希望の項目ボタンを押してください。-->メールマガジンサンプル
子どもの心/児童精神医学

↑このページの先頭へ
本ホームページのすべてのコンテンツの引用・転載は、お断りいたします
Copyright©Seiwa Shoten Co., Ltd. All rights reserved. Seiwa Shoten Co., Ltd.