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お前はうちの子ではない 橋の下から拾って来た子だ(1999)(品切れ)

お前はうちの子ではない 橋の下から拾って来た子だ
表題の言葉にこだわりを持った著者が3回のアンケート調査を行ない、この「言い習わし」がなぜ生まれ、世代や地域差を超え現在まで生き延びているのか、精神科医の立場から文化人類学的考察を試みた。
武内徹著
定価 2,200 円(本体2,000円 + 税) 四六判 並製 292頁
ISBN978-4-7911-0407-9〔1999〕
品切れ
アマゾン楽天三省堂紀伊國屋


Contents
まえがき
【第一章】 私自身の体験など
妻の体験
【第二章】 第一回のアンケートまで
看護学校でのエピソード
【第三章】 第一回のアンケート調査
アンケート調査でもやってみるか
アンケートの結果をまとめたら…
どうして女性の方が高い体験率なのか
家族の証明
言われたのは「事件」のようなもの
「冗談だと思った」……?
「ショックだった」人のこと
やっぱりそうか!
「川」から拾われた場合
「海」から拾われた場合
「木の股」から拾われた子
拾われた場所いろいろ
「授かる」子、「作る」子
この「言い習わし」を言われない場合は
「拾う」、「捨てる」
なにはさておき「橋の下」のこと
「こわい話」についての河合隼雄氏の考え
その後の展開
【第四章】 第二回のアンケート調査
無駄なアンケート――いやいや、すごい中身が隠れていた
当たり前のことを確かめる重要さ
誰かにこの「言い習わし」を言ったか
「冗談」と「冗談で」
母親の「本音」
この「言い習わし」と無意識
人間のもつ「残酷性」について
「……にやさしい」と「ふれあい」について
ぶつかり合いのこと
児童虐待は他人事か
この頃の事件から残酷性を考える
生徒が先生を殺すにはそれなりの……
「チェック機能」のこと
今の子たちはどうなっているのか
ナイフを持つと……
子どもだけを批判しないで、大人に目を向けると
悲観的にばかりならないで
私の残酷チェック機能体験
【第五章】 第三回目のアンケート――ないしは本当の「全国調査」――
そこに至るまでのいろいろ
漱石はこの「言い習わし」を言われたか
マンガにも登場
とにかく「全国調査」スタート
この「言い習わし」は全国的に言われていた
なぜ富山県の子は「橋の下」よりも「川」から拾われるようになったか
年齢とともに体験率が低下してゆくのは
「加害者」の言い分
アンケートから得た思わぬ「おまけ」
庵主さんのしみじみした話
「血」のイメージ
この「言い習わし」をめぐる親子のドラマいろいろ
地域別体験率で「北海道」がもっとも高かったのは
サンタ・クロースをめぐる母子のお話
西田氏にもインタビューを
この「言い習わし」についての西田氏の考え
大三島へ行って分かったこと
「傷つきやすい子どもという神話」から知ったこと
『本当は恐ろしいグリム童話』批判
女性の体験率の低下の意味は
結語または処方箋
おわりに そして、これからのこと
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