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季刊

こころのりんしょう à·la·carte 第28巻03号

2009年09月

《今回の特集:精神鑑定と責任能力》
今年から運用が始まった裁判員裁判を踏まえ、精神鑑定についての正しい知識を、一般の方にもわかりやすくQ&A形式で解説。また、わが国の責任能力判断の問題点を鋭く突き、精神鑑定の本来あるべき姿を提示する内容ほか、司法の最先端で活躍する精神科医、法学者らの力作論文が満載。

ISBN:978-4-7911-6055-6



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【特集】 精神鑑定と責任能力

 吉川和男 編集
  • 特集にあたって
    吉川和男
第1部 精神鑑定と責任能力 Q&A集
Q1 精神鑑定とは,何を鑑定するのでしょうか? 鑑定とは,どういうことを意味しているのでしょうか?
Q2 なぜ,どのような時に精神鑑定が必要になるのでしょうか?
Q3 精神鑑定をしている精神科医はどのような方ですか?
Q4 精神鑑定を行うための資格はあるのでしょうか? 精神鑑定を学ぶためには,どのような研修制度や学び方がありますか?
Q5 精神鑑定は誰の依頼で行われるのですか? 誰が必要だと決めるのでしょうか?
Q6 精神鑑定は,精神疾患が疑われる人に対して行われるものなのでしょうか? 健常者に対しても行われるのでしょうか?
Q7 精神鑑定では,どのような検査が行われるのでしょうか? 心理テストなども使われるのでしょうか?
Q8 精神鑑定にはいろいろな種類があるのでしょうか?
Q9 精神鑑定に要する時間はどのくらいなのでしょうか?
Q10 精神鑑定の報告書は,どのくらいの分量になるのでしょうか?
Q11 精神鑑定は,精神科診断とは異なるのでしょうか?
Q12 精神鑑定では,精神科診断をつけることが目的ですか? あるいは,責任能力の有無を判断することでしょうか?
Q13 精神鑑定で精神障害のふりをしている人を見分けられますか?
Q14 精神鑑定の途中で,心理検査などが必要になった場合は,心理士に依頼できるのでしょうか?
Q15 精神鑑定中に精神障害に対する治療はしますか?
Q16 精神鑑定書は,誰に見せてもいいものなのでしょうか?
Q17 裁判官など司法関係者は,精神医学の知識をもっているのでしょうか?
Q18 被疑者や被告人が精神鑑定を希望することはできますか?
Q19 犯罪を犯した人の精神鑑定では,精神科診断をつけるのですか?
Q20 事件後すぐにではなくかなり時間がたって精神鑑定を始める場合,当時の状況を正確に把握できるのでしょうか?
Q21 心神喪失というのは,どのような精神科の症状なのでしょうか?
Q22 統合失調症と診断された場合,責任能力なしとなるのでしょうか?
Q23 精神鑑定医が心神喪失と判定した場合,それを認めるかどうかは裁判官に委ねられているのでしょうか?
Q24 精神鑑定の結果を裁判官は必ず採用するのですか?
Q25 他の国でも精神鑑定はやっているのですか?
Q26 精神鑑定を受けずに罰せられる精神障害の方もいますか?
Q27 心神喪失で痴漢行為や婦女暴行を行った場合の処遇はどうなるのでしょうか?
Q28 精神鑑定を受けて無罪になった人はどうなりますか?
Q29 精神鑑定を受けて有罪になった人はどうなりますか?
Q30 犯罪を犯した精神疾患を持つ人に,精神科の治療は行われるのでしょうか? 治療を受けることはできるのでしょうか?
Q31 有罪となった精神障害を持つ人の治療は,どのように行われるのでしょうか?
Q32 刑務所で精神障害になった人は精神鑑定を受けることはできませんか?
Q33 覚せい剤など麻薬摂取の場合,それ自体違法なのですが,犯罪が行われた場合,どうなるのでしょうか?
Q34 暴力事件を起こすときの精神状況は,どのようなものでしょうか?
Q35 暴力行為で検挙された精神疾患を持つ人は,治療を受けていなかったからでしょうか?
Q36 どのような精神疾患の有無が問題になるのでしょうか?
Q37 犯罪を犯した人が精神疾患を持つ場合,どのような精神疾患が考えられますか?
Q38 アルコール依存症という診断がなされた場合,どのように判断されるのでしょうか?
Q39 婦女暴行での受刑期間が終わって社会に出てきたとたんに犯罪を繰り返すのは,精神科の治療が行われなかったからなのでしょうか?
Q40 精神鑑定はなぜ何度も行われるのですか? それぞれの結果が異なっていることもありますか? もし異なる結果がいくつかあるとすると,真実味がないように見えますが。
Q41 結果が異なるということがないような客観的な鑑定方法はないのでしょうか? 例えば血液検査の結果のような。
Q42 精神科の治療を受けているとき犯罪を犯した場合,責任は治療者にあるのでしょうか?
Q43 精神障害であるからといって罰せられないのはおかしくないですか?
Q44 精神鑑定の結果,鑑定を受けた人が死刑になることは医師のモラルに反しませんか?
Q45 精神鑑定の結果,無罪や執行猶予,不起訴処分を受けた人は,重大な犯罪を行いながら,一切の罪も問われずに無条件に社会に釈放されてしまうのですか?
Q46 精神鑑定は捜査の一環として中立な立場で行うべきではないですか?
Q47 裁判員制度になって,一般の人が裁判員になる場合,これらの人に精神医学の知識を勉強してもらう必要があると思いますが,これは義務的に要求されるのでしょうか?
Q48 裁判員裁判ではどのようなときに精神鑑定を行いますか?
Q49 裁判員裁判ではどのような精神鑑定を行いますか?
Q50 裁判員はどのようにして責任能力を判断すればよいですか?

第2部
  • 〈座談会〉新たな法制度における精神鑑定と責任能力のあり方
    吉川和男,中谷陽二,十一元三,福井裕輝
  • 精神鑑定をめぐる諸問題
    吉川和男一
  • 司法精神医学と患者の人権
    中田修

  • 責任能力判定の歴史
    西山詮
  • 人格障害犯罪者の刑事責任能力
    加藤久雄
  • 責任能力について語る前に―精神鑑定と「藪の中」―
    中谷陽二
  • 広汎性発達障害と精神鑑定
    十一元三
  • 責任能力と自由意思
    安田拓人
  • 情動犯罪の責任能力
    吉川真理
  • 精神障害と触法行為
    大下顕
  • 鑑定人と裁判官の責任能力判断の実態
    大澤達哉
  • 脳と責任能力
    福井裕輝
【連載】
  • アメリカ こころの臨床ツアー 第3回 
    丹野義彦
  • 認知療法NEWS 第50号
  • NPO法人 日本トゥレット協会会報 第25号
  • バックナンバー案内


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