月刊
臨床精神薬理 第29巻05号最新号
2026年05月
《今月の特集:精神科薬物療法の課題:残遺症状をどう捉え、どう克服するか》
精神疾患の残遺症状を薬物療法でどう克服していくか再考する
精神科臨床において、症状が寛解に至っても何らかの症状が引き続き残る、すなわち残遺症状が続くことが少なくない。本特集では、統合失調症、うつ病、双極症、不安症、強迫症について、一定の寛解後に残遺しやすい症状や頻度、その生物学的な背景や薬物治療の限界などを整理し、どのように治療・対応し克服していくかを第一線の専門家が解説した。
ISBN:978-4-7911-5343-5
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【展望】
【特集】精神科薬物療法の課題:残遺症状をどう捉え、どう克服するか
- 統合失調症における残遺症状の現状及び問題点とその対応
尾関 祐二
- 統合失調症における残遺症状に対する治療戦略
鈴木 悠平,三浦 至
- うつ病における残遺症状の現状と問題点
前嶋 仁
- うつ病における残遺症状に対する治療戦略
菅原 裕子,堀 輝
- 当事者から見たうつ病の残遺症状——維持期における体験とEmotional Blunting(感情の麻痺)を中心に
林 晋吾
- 双極症における残遺症状の病態とその対応
武島 稔
- 不安症(パニック症・広場恐怖症・全般不安症)における残遺症状とその対応
高塩 理,玉田 有,森下 千尋
- 強迫症における残遺症状とその対応
神尾 拓郎,中尾 智博
シリーズ
臨床に役立つ基礎薬理学の用語解説
第79回
- Fluorescent RNAsによる精神薬理学の新展開:mRNAダイナミクスを“時間×場所”で読むトランスレーショナル研究
和泉 弘人
原著論文
- 遅発性ジスキネジア患者を対象としたvalbenazineの長期安全性に関する特定使用成績調査(AKARI)の中間解析結果
尾関 祐二,元 圭史,向井 洋平 他
症例報告
- Parkinson病および前駆期Parkinson病が併存する双極性障害の抑うつ症状にドパミン作動薬が奏効した2症例
酒井 要,角 幸頼,沖野 剛志 他
総説
- 抗精神病薬lurasidoneの分子生物学的評価
小笠 昌秋,吉川 茜