定期刊行物新刊書籍書籍一覧電子書籍オンデマンドメールマガジン
トップページ定期刊行物 脳の科学増刊一覧 > 神経の再生

増刊 脳の科学

神経の再生

2003年2月

神経の再生つい最近まで、「脳は再生しない」と考えられていた。破壊された神経細胞が関与する機能の回復は絶望的であった。しかし、この10年間に、胚性幹細胞、神経幹細胞などの神経再生の研究は飛躍的に進歩し、絶対無理とされていた神経疾患を治療できる可能性が開けてきた。本増刊号の狙いは、神経細胞の再生に関する現況、展望、そして臨床応用がどこまで進んでいるかを解明することにある。したがって、神経の基礎研究者のみでなく、脳神経外科や神経内科の臨床医にも最新の知識の集大成とともに、臨床応用の可能性を提示する。
編集 「脳の科学」編集委員会 B5判 並製 248頁


品切れ

           
1 神経再生のオーバービュー
 中枢神経系の再生と機能修復をめざして福田  淳
 
2 幹細胞
2-1胚性幹細胞を用いた移植治療の展望丹羽 仁史
2-2胚性幹細胞からの分化誘導仲野  徹
2-3成体神経幹細胞の分子制御と再生医療への応用山本 真一
星地亜都司
中村 耕三
中福 雅人
2-4神経幹細胞の同定村山 綾子
松崎 有未
岡野 栄之
2-5神経幹細胞の分離・培養法岸  憲幸
岡野 栄之
2-6神経幹細胞移植のソース本望  修
寶金 清博
端  和夫
2-7ヒト神経幹細胞の単離とその臨床応用の展望高橋  淳
 
3 神経再生にかかわる因子
3-1再生と神経栄養因子堀江 秀典
3-2ニューロトロフィン 
 3-2-1 ニューロトロフィンによる中枢神経細胞内シグナル荒木 敏行
那波 宏之
 3-2-2 ニューロトロフィンとシプナス長期増強茜谷 行雄
津本 忠治
 3-2-3 ニューロトロフィンと神経伝達可塑性:長期抑圧永雄 総一
北澤 宏理
首藤 文洋
 3-2-4 眼優位可塑性における神経栄養因子の役割一坂 吏志
畠  義郎
3-3神経栄養因子による神経伝達調節武井 延之
3-4グリア細胞株由来神経栄養因子(GDNF)中川原 章
榎本 秀樹
3-5神経再生因子としての肝細胞増殖因子(HGF)中村 健二
船越  洋
中村 敏一
3-6接着因子長谷川 光広
3-7サイトカインによる神経肝細胞の細胞系譜制御瀬戸口啓夫
中島 欽一
田賀 哲也
3-8神経の修復・再生に関わるグリア細胞由来因子中嶋 一行
高坂 新一
3-9プロサポシンの神経栄養因子作用小谷 泰教
佐野  輝
 
4 脳の再生
4-1細胞移植によるパーキンソン病の治療大本 堯史
新郷 哲郎
伊達  勲
4-2神経移植と機能の回復中尾 直之
垣下 浩二
板倉  徹
4-3中枢性脱髄疾患に対する骨髄細胞・胚性幹細胞の移植佐々木祐典
本望  修
寶金 清博
端  和夫
4-4胚性幹細胞の脳梗塞モデルへの移植田之岡 篤
本望  修
佐々木祐典
岡  真一
飯星 智史
寶金 清博
4-5海馬損傷後の記憶障害と神経幹細胞移植越永 守道
茂呂 修啓
福島 匡道
片山 容一
4-6神経幹細胞を用いた脳腫瘍の複合療法矢﨑 貴仁
4-7脳出血に対する神経細胞移植研究相原 徳孝
神田 佳恵
山田 和雄
飛田 秀樹
西野 仁雄
4-8筋萎縮性側索硬化症(ALS)における再生治療三本  博
 
5 脊髄の再生
5-1脊髄損傷からの機能回復井上  洋
5-2神経幹細胞による脊髄の再生中村 雅也
 
6 末梢神経障害
6-1末梢神経の再生機序鳥越 甲順
6-2末梢運動神経の再生・変性の決定因子木山 博資
本間  大
濤川 一彦
桐生(瀬尾) 
寿美子
6-3損傷後の初期末梢神経再生を調節する酸化型ガレクチン-1 堀江 秀典
門屋 利彦
6-4キトサンチューブを用いた人工神経の開発伊藤聰一郎
山口  勇
鈴木 真澄
高久田和夫
四宮 謙一
田中 順三
6-5末梢神経再生のためのtissue engneeringの応用仲尾 保志
筏  義人
メールマガジン登録・解除 E-mailアドレスを入力しご希望の項目ボタンを押してください。-->メールマガジンサンプル


↑このページの先頭へ
本ホームページのすべてのコンテンツの引用・転載は、お断りいたします
Copyright©Seiwa Shoten Co., Ltd. All rights reserved. Seiwa Shoten Co., Ltd.